借主の過失で窓ガラスを割ると退去費用は借主の負担になります
退去の立会いや退去費用の相談で、何もしていないのに窓ガラスが割れていたという相談が多数あります
私が住んで地域では冬には外が-10℃、室内では+20℃で外と室内の温度差が違います。
特に直射日光が当たる窓では、内外の温度差「熱割れ」により窓ガラスが割れることがあります。
今年有ったアパート・マンションの立会いで窓ガラスが割れていた窓は全て「網入りガラス」でした。
金属の線が入っている「網入りガラス」で窓ガラスが割れています
また割れ方にも特徴があり、1本線で窓ガラス割れ、蜘蛛の巣上に窓ガラスが割れていません。
窓ガラスに物がぶつかって割れた形跡はありません。
借主の過失なく、窓ガラスが勝手に割れると退去費用は貸主の負担です。
借主の負担とする管理会社・大家がいます。
借主が過失で網戸を破ると退去費用は借主の負担になります。
長年使用した網戸が破れる場合が有りますが、通常損耗で貸主の負担になります。
どうやって通常損耗か過失などを判断するかは賃借人から聞き取り、写真を見て判断します。
網戸がどう破れているかで判断します。
1箇所に集中して力が働いいるかが判断基準になります
,網戸はポリプロピレンネットや、ポリエステルネット,グラスファイバー作られていますが破れやすいものです
枠はアルミで出来ています
網戸の耐用年数は5年〜10年とされています。
枠は10年ぐらいが耐用年数とされています。
網戸は、紫外線や風雨によって劣化していきます。
▪紫外線による影響
網戸を劣化させる原因は紫外線によるものが多いです。
▪雨風による影響
雨で網戸全体が濡れ、強風が当たることで、網戸の劣化が早まります
▪車の排気ガスの影響
道路側の窓の網戸は毎日大量に排気ガスを浴びます。
その排気ガスの影響で網戸が劣化していきます。
網戸の耐用年数は5年〜10年です。
経年劣化・通常損耗で破けた壊れた網戸の費用は大家の負担です。
長谷川行政書士事務所
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