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札幌市東区で区分所有マンションの契約が終わりました

買主から昨年に依頼された不動産の個人売買の契約が終わりました。

 

買主様より現在住んでいる札幌市東区の区分所有建物の隣の所有者と売買の話を付けてほしいと依頼がありました。

 

その物件は札幌市の東区北区で約50年前に富井建設が建てた40件ぐらいある木造のアパート形式の区分所有建物で4戸から6戸の所有者がいる物件の1個で、借主様は4戸の内の3戸を所有していています。

 

売主と10年前ぐらいに売買の話があり、契約寸前まで行ったが食い違いで契約が流れ、10年前から空き家のままで、その後建物の補修の件で話しても連絡が無くなったと。

 

当方に依頼を頂きましたが、売らないと言う区分所有建物を売らせることは出来ませんので、まずは一度も開いたことのない区分所有の総会を開き、管理者を立てまず普通の区分所有建物にし売主と話し合う機会を設けることです。

 

区分所有法により大阪の売主に建物全体の補修費用について負担を求めることにしました。

1月に売却しないと言われ諦めていたのですが

 

3月に売ってもいいよと連絡をいただきました。

10年も空き家で固定資産税を負担したのも無駄な事ですし、どちらにしても購入する人は買主以外はいないのだから、本当に良かったです。

 

これで空き家の無駄が無くなり、買主も全ての所有権を取得したので区分所有物件では無くなり普通の中古住宅と同じになり、自分の意思だけで全部の土地・建物を売却することもできます。

 

私の知っている限りでは富井建設が建てた建物を壊し別の建物になったのは1件だけです。

 

区分所有建物の所有者の意見をまとめる事は難しいことです

 

これから札幌でも起こるであろう区分所有物件の土地だけの売却にどう対応するのか、誰がたくさんの所有者の説得を行うのか、そういう会社が現れるでしょうが見て行きたいと思います。

 


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