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2行の銀行に断れた住宅ローンは難しいでしょう

住宅ローンを利用して不動産の個人売買を行いたいと相談がありましたが、電話では内容がわからない複雑な案件でした

訪問させていただくと、鉄骨造の3階建てで1階・2階・3階の所有者が別々の人で、土地も分筆されています。

私は始めて札幌で区分所有の戸建て住宅を見ました。

 

札幌に区分所有の戸建てがあることにビックリしました。

所有者が数人おり親戚のようですが、お亡くなっている所有者の方がいたり権利関係が複雑になっていました。

 

相談を頂いたお客様は区分所有の建物の2階を所有して住んでいるが3階部分も住宅ローンを利用して購入したいと相談がありましたが、以前に不動産会社に依頼し2行の銀行に断られたということです。

 

この条件で金融機関が融資することはありません。

購入希望者の資金的な問題ではありません。

融資の仕組みに乗っていないのです。

最初から無理なのです。

 

 

区分所有の住宅で土地が分筆されており、数名の所有者がいると、土地だけを他の人に売却することも出来ますし、建物部分に抵当権を設定しても将来競売になっても保全が出来ません

総合スーパー系の金融機関では仕組みが無いと断れ、北海道銀行では窓口に相談して審査する前に断られたと、

 

無理なのを分かってて申し込み・相談をした不動産会社もどうかなぁと思いますし

どうして知識のない人に相談するのか

 

私は住宅ローンを利用するための提案をしましたが、私が話した事を理解出来ていないのではないかと感じました

 

その前に相続関係の処理など行う必要が有りますが解決できないでしょう

無理なものは無理なのです。


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