· 

農業委員会は身内に甘いが新規参入には厳しい

農業委員会とは

先日農業を中心にしている町に不動産の調査に行ってきた。

 

農地には車の工場は建てられない、事務所や店舗は建てれない、倉庫や工場が建てらないに堂々とたくさん建っていた。

 

プロが見ればすぐ違法なのかわるが

 

気になり農業委員会の事務局長に聞いてみた。

最初はとぼけていたが、住所と用途をいうあっさり認めた。

名前までは言わなかったが

事務局長は名前まで出して弁明していた。

 

自分には責任がなく、農業委員会は身内に甘く行っていないのだと

 

過去に農地の件で数か所の役場の農地係に行ったことがあるが、農業委員会は同じ町の農家には農地法を拡大解釈して優しいが、新規参入者には農地法の拡大解釈はなく厳しい

 

身内には優しいが他人には厳しいのだ

 

それには農業委員会の決め方に問題があるようだ

 

農業委員会の役割

 

農地の売買・貸借の許可、農地転用案件への意見具申、農地等の利用の最適化の推進のほか、(一社)北海道農業会議を通じ農業・農業者に関する課題について国などに要望するなどの活動を行っています。

 

農業委員会の設置規定

 

「農業委員会等に関する法律」第3条により、農地のある市町村に農業委員会を置くこととされています。

  

農業委員は、農業委員会の総会における農地の権利移動や転用に係る許可等の審議及び決定、農業者からの相談対応及農業者への助言指導等の業務を担っており、推薦、公募の実施に基づき、市長が議会の同意を得て任命します。

 

報酬

 

月額47,000

 

  

選考方法

札幌市農業委員候補者評価委員会において、書類審査及び面接審査を行い、その評価結果を参考に市長が農業委員候補者を選考します。

 

小樽市農業委員会は、推薦、公募により選任された地域の農業者を中心とした14名の農業委員により構成されています

 

恵庭市農業委員会は市内の地区からの推薦、市内の全域からの推薦、団体等からの推薦、一般募集

 

岩見沢市農業委員会は選任委員については、農業協同組合、農業共済組合、土地改良区がそれぞれ推薦した人がなるよう定められています。 また、市町村長が推薦した、農業に精通している学識経験者も同様に選任委員として選ばれます。

 

ある地区

これまでの農業委員は農業者の中から選出していましたが、農業委員会で行う「農地等の権利移動の許可」や「農地転用許可に関する意見具申等」などの業務では、公平・公正な判断が強く求められることから、農業分野以外の方の意見を反映できるよう、農業委員は、農業者に限定しないこととなりました。

 

知人の農家に聞くと

地区に推薦枠があり、地区の実力者がなるとのこと。公募など聞いたことがない。

 

札幌ぐらいの大きな都市だと公募をかけているが、それ以外の市でも公募もなく、地区の推薦だと書いている

 

町や村だとホームページに記載はなく、地区の推薦が多いようだ

 

それではまともな公平・公正な判断がなく、身内に甘く、身内が違反しても指摘など出来ないだろう

 

農地法を知らない農家が名誉のためになる農業委員会はいるのか・・・

 

放棄農地の原因の一部だと思うが・・・

 

私も仕事がしにくいが・・・