朝日新聞より
空き家対策で増える「0円物件」 仲介なく、トラブルの懸念も
毎日新聞の記事の一部になります。
https://mainichi.jp/articles/20240405/k00/00m/040/033000c
土地や建物を無償で譲渡する「0円物件」が増えている。人口減少の影響で空き家が増える中、
解体費用や固定資産税を払うよりも無償で譲渡したほうが安くつくケースがあるからだ。
ただ、こうした物件はトラブルも多いという。なぜなのか。
「2万人都市の繁華街にある3階建てビル一棟まるごと、価格0円」
「築100年以上の囲炉裏付き古民家が0円」
無償譲渡物件のマッチングを支援するウェブサイト「みんなの0円物件」には、こんな売り文句とともに土地や建物の情報が数多く掲載されている。掲載は無料だが、サイトはあくまで情報を載せるだけで不動産の仲介はしていない。
無償譲渡は金銭のやりとりが発生しないため、不動産仲介業者が入ることがない。建物の損傷が激しかったり、設備が劣化していたりして想定以上にリフォームなどの費用がかかっても、当事者同士で解決するしかない。
空き家を無償で譲り受けようとしたが、建物の所有者が故人で、相続も未登記だった。所有権の移転登記ができず、賃貸契約すら結べなかったという。
「仲介業者がいないと、物件の重大な瑕疵(かし)について十分な説明が行われないまま取引が行われる恐れがある。メリットとデメリットを十分に吟味して利用したほうがいい」と話す。【菅沼舞】
0円不動産の問題点
先日当事務所に0円不動産を売った売主様より相談があり、瑕疵担保責任、現状渡しの件で揉めていると
売買契約書もなく、瑕疵担保責任、現状渡しの説明もなく買主から責任、損害賠償を請求されていると。
売買契約書が無い、瑕疵担保責任、現状渡しの説明もない、それは売主にも問題があると話しました。
0円で売っても、クレームがあり、お金を請求されるならどうして売却した意味あるの?
私は宅地建物取引主任者の資格を昭和62年、行政書士の資格を平成15年に取得したがそれ以降もマンション管理士・管理業務主任者・敷金診断士・賃貸不動産経営管理士・競売不動産取扱主任者・1級ボイラー技士・住宅ローンアドバイザー・FP技能士の資格を取得して不動産関連の仕事をしています。
不動産はスーパーに売っているキャベツや玉ねぎとは違います。
専門知識が必要であり、失敗したら買い直すことは出来ません。
0円だといえ、素人が安易に売ったり、買ったりするとトラブルが起きます。
0円不動産の売主様が0円で売っても後日トラブルが置き損害賠償を請求されたらどうしますか。
0円不動産の買主様、不動産を確認して購入されましたか。
長谷川行政書士事務所では売買契約書を作成し、現地を確認し、売買を行うための資料を出来るだけ揃えます。
専門家が宅地建物取引業法に出来るだけ沿って売買を行います。