小樽市で農地転用のために不動産調査を行いました
農地の調査
東京にお住みの息子さんから母親が小樽市内の市街化区域内に農地を持っており売却を考えていると調査依頼を受け、現地確認・小樽市農業委員会・市役所で調査を行いました
農地には農地法があり、素人が簡単に扱える物ではありません。
不動産の知識ぐらいでは対応できません。
私も勉強しましたがよくわからない事がたくさんあります。
お客様から現地は親戚の人に家庭菜園として貸していると聞いておりましたので、現地を確認させていただきました。
現況は事業としての農業を行っていませんが農地に該当します。
小樽市の農業委員会に行って話を聞いてきたのですが、当宅地は農地法の農地に該当しており、現況でも農地であり、今すぐの農地法の解除は出来ないとお話をいただき、これから農地に該当しなくなるための方法などを聞きしました
数年に1回ぐらい各地の農業委員会にお話を聞きに行きますが、農地法については勉強してもよくわかりません。
農地転用についてはルールがありますが、各市町村の農業委員会で少しづつ考え方が違います。
調査に行く人により農業委員会の対応も違うように感じます。
農地転用についてはまず現地を確認し農業委員会に相談することが重要な事です。
農業委員会がどう考えているかが全てになります。
農地は制度が複雑です。
農地に対して、どういう物を建築したいのか、誰に所有権移転を行うのか、貸すのかなどを事前に農業委員会に相談を行う事が大事です。
農地転用の権限は農業委員会にあるのです。計画が予定段階でも必ず相談を行いましょう。
