売主さんより、今住んでいる家を壊して、私道と敷地の一部を隣地の人に売ることになりその手続きを、また残りの土地の売却を手伝ってほしいと依頼がありました。
売主様は出来るだけ隣接地の人に多くの土地を売ってあげて欲しいと。
隣地の人は出来るだけ土地は欲しいが、全部を購入することは出来ません。
売主の希望と隣地の人の希望はわかるのですが、残った土地を売却するためにどう分筆を行うかは私の仕事です
どう分筆しても不整形地になっていまします。
それに本物件は第1住居地域であり、建ぺい率60%容積率が200%なのですが、風致地区になっており、道路から3m、隣地とは1.5mを開けなければ行けません。高さ制限もある土地です。
土地をあまり狭くすると家が建築出来なくなります。
どういう家が建築出来るのか間取り図を作成しました。
1階に居間、台所、4.5畳の部屋を置くイメージで1階の床面積が15坪から16坪の家が建築できるような配置図を作成し配置図を基に分筆を行いました。
今まで土地の分筆売買をかなり行わさせていただきましたが、配置や間取り図を作成したことはありませんでしたが
今回の売買はどう分筆したらいいのか、残った土地を売却しやすいように考えて個人売買を行わさせていただきました。
残った土地も建売メーカーに売却が出来ました。
本物件に建売住宅を建設する予定ですが、建売メーカーが設計事務所にプランを依頼したそうですが、玄関の位置が違っていましたが私が考えたプランと変わりませんでした。
自分が考えていたことと、設計士さんの考えが一緒で良かったです
今回数件の不動産会社とお話をしたのですが、どういう家が建築できるかわからない担当者ばかりでした。
この土地にどういう家が建築できるかは、購入する人にとっては大事なことです。
わからない人から不動産は買えません。
誰でも正方形の土地で簡単な法規なら対応できるのでしょうが、今回ぐらいの土地に対応できる知識がないことにガッカリしました。
長谷川行政書士事務所
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