借主がコーキングを過失で壊した場合の補修費用は借主の負担になります。
コーキングは消耗品であり長年利用した場合は劣化します。
劣化による通常損耗・経年劣化は貸主の負担です。
浴室の壁のコーナー部分やキッチン・洗面台などに、壁と台の境目などが白いゴムのような物体でふさがれているのを見たことがあると思います。
コーキングはキッチンや浴室など水回りで、隙間・目地を埋め、防水性・気密性を高めるために使われます。
コーキングにはシリコンが利用されており白をはじめ透明やアイボリー、グレーなど用途に合わせて各種用意されています。
施工後10年も経たないうちにコーキングが剥がれたり、カビが生え、黒くなってしまうこともあります。
コーキングは消耗品で利用していると必ず劣化します。
水回りのコーキングの寿命は、基本的に約7年〜10年と言われていますが、
水や洗剤によくあたる場所などは劣化の進行も早く、キッチンや浴室のコーキングは、約7年〜8年が相場とされます。
長年利用したコーキングは必ず剥がれるもので通常損耗であり貸主の負担です。
コーキングを過失で壊しても補修費用・原状回復を全額負担する必要はありません。
コーキングの通常損耗・経年劣化費用は家賃として支払い済みであり全額負担する必要はありません。
コーキングの耐用年数は8年になります。
減価償却が行われます。
コーキング剤は安いもので数百円で販売されています。
コーキングを行うための費用はほとんどが人件費になります。
コーキングを行う面積が広くても少なくても費用はそんなに変わりません。
コーキング補修費用は10000円を少し超えるぐらいの請求が多いです。
長谷川行政書士事務所
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