借主が過失でドア扉のシートに傷を付けたり、凹んだり、穴を開けると補修費用は借主の負担になります。
アパート・マンションで多く利用されているドアや扉はフラッシュドアと呼ばれ、木材の枠組みに合板でできた扉に木目調の柄がプリントされたシートが貼り付けられた構造になっています。
軽量で表面の化粧板は薄く空洞があるため、衝撃に弱く損傷しやすいドアになります。
室内用ドア装飾シートは
塩化ビニル樹脂、ポリエステルで出来ており、(粘着剤)アクリル系樹脂で貼りつけています。
ドアの補修方法としては小さい傷の場合はタッチペンで塗ったり、傷が大きかったり凹みがあるとドア表面のシートを張替えたり、化粧板を交換したり、新品に交換する場合があります。
ドアの補修費用は高いもので、ドアの補修は数万円になりドアを交換した場合10万円を超える請求もあります。
ドアに重い荷物や硬いものなどをぶつけたらシートが剥がれてしまいます。
ペットによる傷によりシート剥がれる場合があります。
借主の過失でシートが剥がれた場合は借主の負担になります
ドアシートの貼替はシートを全てはがし、ドアの表面を平な状態にします。
それに軽くサンドペーパーをかけて表面をなめらかにし、カッティングシートを木工用ボンドなどで貼っています。
業者さんに頼むと全面張替えで3~4万円になります
室内ドアの耐用年数は10年〜20年ほどが一般的で、長年使用しているとシートが剥がれることがあります。
ドアは湿気に弱く、お風呂場の近くやキッチンの近くにある室内ドアは長年利用すると湿気などが原因でシートの接着剤が剥がれることがあります。
また建物自体が歪んでいることが原因でドアの建て付けが悪くなり、室内ドアを開け閉めするときに床に擦れてしまったり、室内ドアを閉めるときにドア枠に擦れてしいシートが剥がれことがあります
長年利用したことによる通常損耗・経年劣化は大家の負担になります。
長谷川行政書士事務所
住所
札幌市厚別区厚別中央2条2丁目3番5号ラファイエ08B
電話番号
090-1307-6332