フロアタイルに傷汚れ退去時の費用について
フロアタイルとは
借主が過失によりフロアタイルに傷を付けたり、汚すと退去費用は借主の負担になります。
フロアタイルとは、PVC（ポリ塩化ビニル）素材でできた、タイル状の床材のことです。
塩ビタイルと呼ばれることもあります
フロアタイルの厚さは約2.5mmのものが一般的です。
クッションフロアの厚さは1.8 mmぐらいになります。
フロアタイルは厚さもありますが、硬く作られておりキズに強く、汚れも拭き取りやすくなっています。
フロアタイルには、木目や石目をリアルに再現した凹凸加工（エンボス加工）が施されており、本物と見間違うほどの質感があります。
耐用年数も10年以上あります。
同じ塩ビ素材の床材と言えばクッションフロアがありますが、
クッションフロアは1枚のシート状になっているため施工がしやすい利点があります。
フロアタイルに比べて価格がリーズナブルです。
フロアタイルは正方形のタイルシートを1枚ずつ張るため作業は大変ですが、
傷が付いても傷が付いた1枚だけを貼り替え事ができ、メンテナンスが楽で、耐久性にも優れている利点があります。
退去費用について
価格に付いては
フロアタイルもクッションフロアも商品の値段としてはそんなに変わりませんが、
フロアタイルの方が貼るのに時間がかかる事もあり1.5倍から2倍ぐらい坪単価が違います。
坪5000円から8000円ぐらいの値段が多いです。
減価償却は行われます。
同じ塩ビ系のクッションフロアと同じく6年だと思うのですが、通達にはありません。
6畳の部屋のフロアタイルを張り替えると費用は50000円になりますが、他に処分費用、消費税などで10000円ぐらいの費用が掛かりますので
60000円ぐらいになります。
入居3年で退去の場合は6万円×（6分の3）で貸主が30000円の負担で借主は30000円の負担になります
入居4年の場合は６万円×（6分の4）で20000円の借主負担になります
