フローリングに塗られたワックスは、歩いたり、ものを引きずったりなど、生活する中で少しずつ傷がつき、剥がれていきます。
それを放置すると、最後にはフローリング本体の表面が露出してしまい、フローリングそのものに傷がついてしまいます。
そこで、数年に1度程度、ワックスを塗りなおしていくことが、きれいなフローリングを保つためにも必要とされています。
ワックスをかけるとフローリングの表面がコーティングされた状態になります。
そのため、フローリング本体に傷汚れが付着するのを防ぐことができます。
入居中・退去時にフローリングにワックスをかける費用は貸主の負担になります。
原状回復のガイドラインには
ワックスがけは通常の生活において必ず行うとまでは言い切れず、物件の維持管理の意味合いが強いことから、賃貸人負担とすることが妥当と考えられると記載されています。
長年使用したフローリングはワックスがけ行わないと変色したり、白くなったり、色が落ちたり表面が剥がれたり、欠けたり、割れたりします。
これは通常損耗であり、大家の負担です。
アパート・マンションのフローリングには複合フローリング使用されています。
複合フローリングには樹脂塗装(ウレタン塗装など)が施されていますが紫外線や水分の影響で塗膜が劣化し白く変色したり色が落ちます。
色落ちした、塗装が剥がれたフローリングは再度ワックスを塗り直すことにより、元に戻ります。
ワックスは10年も行わないと色が落ちてきます。
ワックスを定期的に掛けることによって劣化を防ぐことが出来ます。
長谷川行政書士事務所
住所
札幌市厚別区厚別中央2条2丁目3番5号ラファイエ08B
電話番号
090-1307-6332